📡 YHT-10LA エリア設定タイプ 測域センサ
― 3次元測距で、移動体・周囲の安全と自動化を支えるセンサ ―
YHT-10LA は、産業現場の AGV/AMR(自動搬送車両)やフォークリフト、ロボット などに最適な
エリア検出型の3次元測域センサです。
3次元で設定したエリアの中に対象物が入ると確実に検出し、
安全対策・衝突防止・搬送制御に活用できます。
✨ 製品の特長
従来の2次元型や単純距離型センサでは捉えにくかった「上下方向」を含む
3次元空間の検出エリアを設定できる測域センサです。
これにより、フォークリフトや搬送ロボットの誤検知を減らし、安定した制御を実現します。
🚚 多様な現場で安心の安全対策
-
フォークリフトやAGV/AMRの衝突防止・接近検知
-
パレットや作業現場での無人機移動制御
-
自動倉庫・物流ラインでの搬送物検出
-
障害物進入によるライン停止の防止
YHT-10LA は、複雑な環境でも安定した測距性能を発揮します。
⚙️ 優れた技術ポイント
-
3Dエリア設定:水平方向と垂直方向を組み合わせた検出エリアを自在に設定できる
-
長距離測距:最大15 mまでのエリア検出が可能(※反射体・条件による)
-
高レスポンス:測距スキャン時間が短く、リアルタイム検出に適応
-
堅牢設計:屋内外の粉じん・雨霧に強い設計で、安定稼働
-
Ethernet接続対応:ネットワーク制御との連携が可能
👨🏭 こんな現場・こんな用途におすすめ
-
自動搬送車(AGV/AMR)制御システム
-
フォークリフト衝突警報・接近検知装置
-
倉庫・物流ラインの安全監視
-
自動化設備のモニタリング
-
複雑なエリア検出が必要な自動化現場
■ 従来の2D測域センサ・距離センサとの違い
一般的な2D測域センサや距離センサは、
水平方向のみの検知が中心となるため、
-
床面の凹凸
-
荷物の高さ違い
-
フォークリフトのツメ位置
-
人と台車の判別
といった高さ方向の違いを判断しにくいケースがあります。
一方、北陽電機 YHT-10LA は、
上下方向を含めた3次元エリア設定が可能なため、
-
不要な誤検知を減らし
-
本当に検知したい対象物だけを確実に検出
できるのが大きな特長です。
■ カメラ式センサとの違い
カメラを用いた検知方式は、
映像情報が豊富な反面、
-
照明条件の影響を受けやすい
-
逆光・暗所での安定性に課題が出る
-
画像処理や調整に時間がかかる
といった点が運用上の負担になることがあります。
YHT-10LA はレーザ測距方式のため、
明るさや影の影響を受けにくく、
環境変化のある工場・倉庫でも安定した検出性能を発揮します。
■ 単純な接近検知センサとの違い
ON/OFFタイプの接近検知センサは構成がシンプルな反面、
-
検知範囲の柔軟な設定が難しい
-
対象物の大きさや形状に左右されやすい
という制約があります。
YHT-10LA では、
-
エリア形状を自由に設定
-
距離・高さ・範囲を組み合わせた検知
が可能なため、
AGV・AMR・フォークリフトなど、動きのある設備にも対応しやすい点が特長です。
■ YHT-10LAが選ばれる理由
-
2Dでは難しい高さ方向も含めたエリア検知
-
カメラに比べて環境影響を受けにくい安定性
-
単純センサよりも柔軟なエリア設定
-
自動搬送・安全対策に適した実用的な3D測域センサ
ひとことで言うと
「難しいことをしなくても、
“必要なところだけ、ちゃんと検知できる”
それがYHT-10LAです。」

